ギターはコードを鳴らすだけではなく、単音でメロディを弾いたり、メロディとコードを同時に鳴らすソロギターなど様々な弾き方があります。
どちらも順を追って練習していけば弾けるようになるはずです。
この記事では具体的に下記の二通りに分けて正しい練習方法と課題曲を挙げていきます。
- エレキでギターソロを弾く
- アコギでソロギターを弾く
コード弾きしかできないと悩んでいる人はぜひ参考にして練習してみてください。
元シアーミュージック講師。
現在はギタースクールを立ち上げ初心者からプロ志向の生徒さんまでギターを指導中。
- 経歴
- 立教大学経済学部 卒業
- シアーミュージック 元講師
- 個人でギター教室を開講中
- CDアルバム2枚をリリースしプロとしても活動中
エレキでギターソロを弾くための練習方法
メジャースケール(ドレミファソラシ)を弾いてみる
メジャースケールという言葉を使うと何だが難しそうですが、何のことはない「ドレミファソラシ」です。
まずは、5弦の3フレットを中指から開放弦を使わずに弾いてみましょう。
それができたら6弦の8フレットを小指から、同じく6弦の8フレットを中指からと徐々にバリエーションを増やしていきます。
ギターならではのテクニックを習得しよう
ギターという楽器は単に左手で弦を押さえて、右手でピッキングするだけでなく下記のようないろいろな音の出し方があります。
- スライド
- ハンマリング
- プリングオフ
- チョーキング
特にチョーキングやビブラート、それらを同時に行うチョーキングビブラートはエレキギターの華ともいえるテクニックなので、ぜひ身につけておいてください。
ペンタトニックスケールを弾いてみよう
メジャースケールが弾けたら次にペンタトニックスケールを弾いてみましょう。
ペンタトニックスケールはメジャースケールからファとシを取った、ドレミソラという5つの音で構成される音階(スケール)です。
特にエレキギターのソロなどでは頻繁に使われるスケールなので覚えておいておくと良いでしょう。
上記を学ぶのによい教材
今まで書いてきたテクニックを順を追って学習できる教材が「エレキギターの教科書 【DVD&CD付】」です。
DVDに加えCDも付属しているので目と耳を使って学習できます。私も所有していて参考にしたりしています。
ぜひ参考にしてみてください。
お勧めの練習曲
以上のテクニックを身に付けたら実際に曲を弾いてみましょう。
私がお勧めする曲はビートルズの「Let It Be」です。この曲のギターソロには今まで学習してきたテクニック全部が盛り込まれています。
またテンポもゆっくりなので単音弾き初心者にとってはぴったりの曲と言えます。
下記のYouTbeでは、この「Let It Be」の弾き方がTAB譜付きで紹介されているので、参考にしてみてください。
アコギでソロギターを弾くための練習方法
アルペジオでフィンガーピッキングを習得しよう
アコギのコード弾きでは、ほとんどの方がピックを使ったストロークをしていると思います。
ソロギターでは右手の指を使ったフィンガーピッキングが必要となるので、まずはコードをアルペジオで弾くことから始めましょう。
下記の動画では初心者向けにアルペジオの解説をしています。
ギターならではのテクニックを習得しよう
エレキギターと同様にギターの音の出し方として下記のようなものがあります。
チョーキングはエレキに比べて頻度は低いですが、それ以外は必須と言えます。
まずは、これらの奏法を身に付けましょう。
- スライド
- ハンマリング
- プリングオフ
- チョーキング
まずはベース音とメロディを同時に弾いてみよう
次のステップとしてはメロディとベース音を同時に弾いてみることをお勧めします。
簡単な曲、キーであればメロディとベース音を鳴らすだけでもソロギターっぽくなります。
コードを入れる前にまず、ベース音とメロディを同時に鳴らすことを練習してみましょう。
下記の動画ではシンディ・ローパーの「Time After Time」を題材にメロディとベース音を同時に弾く方法を紹介しています。
上記を学ぶのによい教材
今まで書いてきたテクニックを順を追って学習できる教材が「アコースティックギターの教科書 【DVD&CD付】」です。
DVDに加えCDも付属しているので目と耳を使って学習できます。
私も所有していて参考にしたりしています。
ぜひ参考にしてみてください。
お勧めの練習曲
以上のテクニックを身に付けたら、曲を弾いてみましょう。
ソロギターの練習曲としては南澤大介さんの「ソロギターのしらべ」がお勧めです。
中でも難易度の低いビートルズの「イエスタデイ」はソロギター初心者の方におすすめです。
下記の動画では実際に「ソロギターのしらべ」の「イエスタデイ」を弾いている方の演奏が聴けます。
どうしても限界を感じたら
ここまで書いた練習をしっかりしていけば、ソロギターにもチャレンジできるはずです。
ただ、どうしても一人で限界を感じてみたら、レッスンを習ってみるのも良いでしょう。
私が講師を勤めていたシアーミュージックでは、生徒のレベルに合わせ、オーダーメイドのレッスンを行っています。たとえば、シアーミュージックだとこのようなメリットがあります。
- 曜日や時間帯、レッスンの回数に縛られずに学びたい
- 自分のレベルに合ったレッスンを受けたい
- 一度無料でレッスンを体験してみたい
- 無料で練習室を使いたい
- 音楽仲間がほしい
- 様々な楽器や歌のジャンルに挑戦したい
- オーディションや大会に出たい
- できればプロになりたい
生徒さんからもこのような声を頂いております。
現役で演奏活動をされている方が講師をされていたので、演奏法だけでなくステージでの振る舞いなども教えてもらえました。
練習ブースが狭いのが気になってしまいましたが、指導は丁寧でよかったです。
(校舎でのアンケートより)
独学に限界を感じて入会しました。先生が細かくフォームをチェックしてくださり、ほめてもらえるのでやる気が出ました。
男性の講師でしたが、ゆっくり丁寧に教えてくださるので非常に助かっています。レッスンはボイスレコーダーで録音させてもらえます。
(クラウドワークスでのアンケートより)
初回は無料レッスンもやっていますので、良かったら申し込んでみてください。
まとめ
以上、コード弾きしかできない方へエレキギターのソロ、アコギのソロギターの2つの連取方法をご紹介してきました。
ギターはコード弾きだけでも楽しいですが、ギターソロやソロギターが弾けると楽しみが増えますね。
この記事を読んでくださった方がコード弾きオンリーから脱却して、幅広いギターの楽しみ方ができるよう応援しています。