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電子バイオリンを独学で習いたい!電子バイオリンの特徴とメリット・デメリットは?

バイオリンを習いたいけれど時間がない、マンションなので音が気になる、そんな経験はありませんか?

私は3歳から15歳まで長年バイオリンを習ってきましたが、どうしても音が大きいため夜や朝は練習することができず困っていた経験があります。しかし、電子バイオリンであれば、音が小さいため夜間でも安心して練習することができます!

今回の記事では、電子バイオリンの特徴とそのメリットデメリットをアコースティックバイオリンとの違いにも着目しながらご紹介いたします!

目次

そもそも電子バイオリンって?

そもそも電子バイオリンとはどんな楽器なんでしょうか?

大きな違いはその音の出し方にあります。バイオリンと聞くと、あの木で作られた楽器を思い浮かべる方が多いと思います。この木でできたバイオリンをアコースティックバイオリンと呼びます。

アコースティックバイオリンは、ボディ部分が弦の振動を共鳴させて音を発生させる仕組みでできているんです。このため、どのような音量で音を発生させるかは奏者次第になります。また、どんなに小さな音で演奏しようとしても、一定以上の音量になってしまうため、限りなく小さな音を出すことが難しい楽器です。

これに比べて、電子バイオリンは、弦の振動をピックアップ(マイク)が拾い、電気的に音を増幅する仕組みでできています。電気的に増幅するので、音量の調節がとても簡単でボリュームのつまみを動かすと簡単に音量を変えることができます。電子バイオリンとアコースティックバイオリンの違いがお分かりいただけましたでしょうか。

ぜひ、この違いをきちんとふまえた上で電子バイオリンのメリットとデメリットを見ていきましょう!

電子バイオリンを独学で習うメリット3つ!

バイオリンを始めたいけれど、レッスンに通うことが難しい、あまり時間をとることができない、そんな方には電子バイオリンで独学から始めることがおすすめです!

電子バイオリンを独学で習うメリットを分かりやすくお伝えします!

自宅で静かに練習ができる!

電子バイオリンは、音量をボリュームつまみで調節することが可能です!自宅で練習する際は、イヤホンにつなげれば音が漏れることがないので、夜でも安心して練習することができます!これはかなり大きなメリットです。私の実家はマンションではなく1軒家でしたが、雨戸を閉めて練習してもどうしても音が外に漏れてしまい、音漏れに悩んでいました。こんなとき電子バイオリンを買っておけばよかったなぁと思います。

 

アコースティックバイオリンに比べてコストがかからない

はじめてバイオリンを始める際にかかるのがお金です。アコースティックバイオリンは今でこそ楽器プレゼントの教室などもありますが、楽器、肩当、弓、松脂、楽器ケース、譜面台などを一式揃えなければなりません。

そしてメンテナンスも必要です。電子バイオリンはアコースティックバイオリンに比べて比較的安く手に入れることができます。最も安いもので1万円程度から購入が可能です。

アコースティックバイオリンだと初心者向けのものは1万円~10万円程度になります。アコースティックバイオリンでも1万円のものはありますが、かなり品質が劣ります。初めてアコースティックバイオリンを購入するのであれば、最低でも3万円程度のものから購入するのがおすすめです!

その点、電子バイオリンは1万円程度のものでも初心者には十分な品質のものが揃っています。また、メンテナンスもアコースティックバイオリンに比べて楽なため、メンテナンス費用もあまりかかりません。アコースティックバイオリンに比べてコストがかからないということができます!

エフェクターにつなげれば多彩な演奏表現ができる!

電気的に音を出す機械であるため、エレキギターのような音やホールで演奏しているような音、ちょっと変わった音などもエフェクターにつなげれば簡単に出すことができます。これはアコースティックバイオリンにはないバイオリンの楽しみ方ですね!

筆者おすすめのエフェクターはこちらです。このエフェクターは、マルチエフェクターというエフェクターで、最低限必要なリバーブはもちろん、音の質感を調節することもできますよ!

電子バイオリンを独学で習うデメリットは?

では、電子バイオリンのデメリットはあるのでしょうか?一緒に見ていきましょう!

音の表現の幅が狭い

電子バイオリンだと音量の幅がスピーカーやイヤホンに捕らわれてしまうため、音量の表現の幅は圧倒的にアコースティックバイオリンの方が上になります。

電子バイオリンだとアンプ次第で大きな音を出すことはできますが、そのぶん譜面上の小さな音(ピアノやピアニッシモ)を出そうとしても、小さく出したい音も大きくなってしまいます。その点、アコースティックバイオリンは小さい音も大きい音も奏者次第で自由に音量を変えることができ、制限はありません。音の表現の幅の広さはアコースティックバイオリンの方があるということになります。

アコースティックバイオリンに持ち替えたとき違和感がある

これは経験者がみなさん口を揃えていうことです。アコースティックバイオリンだと自分で音量の調節をしなければならないため、電子バイオリンのようにはいきません。電子バイオリンの方が軽く弾けるという方もいます。ちなみに、私はずっとアコースティックバイオリンしか弾いたことがなかったのですが、理由が電子バイオリンに慣れてしまうとアコースティックバイオリンに違和感をおぼえるようになるからということ。あとあと持ち替えたいとなったときに違和感があるということを覚えておきましょう!

アコースティックバイオリンへの持ち替えを予定しており、練習でも音量が気にならないという方は、電子バイオリンではなく、はじめからアコースティックバイオリンを持つことをおすすめします!

独学で学んだあとは、教室に通ってみよう!

これ以上ステップアップしたいけれどどうしたらいいかわからない、そろそろ独学で学ぶ限界かも、そう感じたらバイオリン教室に通ってみましょう!プロに習うと、今まで自分では気付くことができなかった部分に気付くことができますよ。

電子バイオリンで気軽にバイオリンを始めてみませんか。

電子バイオリンはアコースティックバイオリンに比べて手にとりやすく、気軽に自宅で独学で習うにはもってこいの楽器です。バイオリンを習ってみたかったという方、ぜひ電子バイオリンで音楽を日常に取り入れてみませんか。

 

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