ギターの定番曲「禁じられた遊び」は難しい？攻略のための3つのテクニック

クラシックギターの定番曲「禁じられた遊び」は誰でも簡単に弾けるイメージがあります。

確かに最初の6小節は左手の指1本で弾けるので簡単なように感じるのでしょう。

しかし、この曲は右手のアルペジオ、左手のセーハ、ストレッチといったギターの基礎ができていないと弾けません。クラシックギターの中では難易度は低めですが、ギター初心者には難しいでしょう。

この記事では演奏に不可欠なテクニックの解説と基礎から学べる教材をお教えします。

ぜひ、基礎をしっかり練習して挑戦してみてください。

「禁じられた遊び」を攻略するための3つのテクニック

ここでは「禁じられた遊び」を攻略するための３つのテクニックについて解説します。

①アルペジオ

アルペジオとは右手の指を使って和音をバラバラに弾くテクニックのことです。

「禁じられた遊び」では全編を通じて薬指、中指、人差し指を使った3連符のアルペジオが使われています。

ピックを使ってのストロークしか演奏したことがないという人には、かなり難易度が高いでしょう。

まずはバラードなどテンポのゆっくりした曲で基本のアルペジオから練習することをおススメします。

またアルペジオを弾いたことのある人でも薬指を使わずに弾いている人も多いでしょう。「禁じられた遊び」では必ず薬指も使うので、薬指を使ったアルペジオパターンを練習してみてください。

②セーハ

セーハとは1本の指で複数の弦を押さえるテクニックです。

「禁じられた遊び」にはセーハが何回も出てきますので、Fコードなどのセーハコードが押さえられることが必須となります。

また単にセーハするだけでなく、ある弦をセーハしながら別な弦でメロディーを押さえるというテクニックも必要になります。

セーハコードが上手く押さえられない人は、まずセーハコードをしっかりとならせるようにしましょう。

またセーハコードが押さえられるという人はメジャーコードだけでなくマイナーコードやマイナーセブンスコードなどよりセーハする弦が多いコードもマスターしておきましょう。

③ストレッチ

ストレッチとは左手の指と指の間隔を広げて離れたフレット間の音を押さえるテクニック。

「禁じられた遊び」では人差し指で9フレットをセーハしつつ小指で11フレットを押さえるようなストレッチが出てきます。

このストレッチはコード弾きしかしたことのない初心者には非常い難しいテクニックと言えるでしょう。

コード弾きだけではこのストレッチは身につきません。まずはドレミから始めて単音弾きでメロディを弾く練習から始めると良いでしょう。

YouTubeのレッスン動画を見てみよう

以下の動画では「禁じられた遊び」の弾き方が丁寧に解説されています。アルペジオ、セーハ、ストレッチについても解説されているので、ぜひ参考にして弾いてみてください。

基礎から学べる教則本を活用しよう

アルペジオ、セーハ、ストレッチといったテクニックが上手くいかないという場合には、基礎から学べる以下の教則本をお勧めします。

レッスンを受けてみよう

YouTubeや教則本では上手くいかないという人にはレッスンを受ける事をおススメします。弾きたい曲が決まっているので、グループレッスンではなくマンツーマンレッスンが適しています。

また、アコギのソロギターやクラシックスタイルに精通した先生が良いでしょう。

私が講師を勤めていたシアーミュージックでは、生徒のレベルに合わせ、オーダーメイドのレッスンを行っています。たとえば、シアーミュージックだとこのようなメリットがあります。

• 曜日や時間帯、レッスンの回数に縛られずに学びたい
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生徒さんからもこのような声を頂いております。

初回は無料レッスンもやっていますので、良かったら申し込んでみてください。

まとめ

いかがだったでしょうか。

一見簡単に感じる「禁じられた遊び」ですが、ギターの基礎テクニックが身についていないと難しい事がお分かりいただけたと思います。

ただ、クラシックギターの曲の中では簡単な曲なので、ギターの基礎テクニックを身につけるにはもってこいの曲だと言えます。

初心者にはハードルが高いですが、脱初心者を目指す方やコード弾きに飽きてきたという方は、ぜひチャレンジしてみてください。